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2006年10月6日の1件の記事

2006年10月 6日 (金)

焦らずに行きましょう。

いやはや大雨です。稲刈りも大詰めを迎えたというのに大変です。

木曜から始まった我が家の稲刈りも一時中止状態です。

明日は休日ですが稲刈りは中止ですね。

焦っても仕方ないですから.....天候回復に期待です。

さてさて今夜.....大雨の音を聞きながら、地方版の特集番組を見ていました。

農業と食を考えるというテーマで、内容は来年度から始まる農政改革に関することが主軸で、顔ぶれは農政局長、某大学K先生、民族研究家Y氏、何とか言う作家.....そして各地域の農家.....でした。某局アナウンサーが司会進行を行い、今注目されている農政改革について、現場ではどのくらい進んでいるのか、どんな課題があるのか、はたして農家を助ける改革になるのか(農家がそう感じているのか)などなど.....そして進んでいる事例、今回の改革がきっかけで話し合いを始めた事例、そして、自分たちの知恵とアクションで生きる道を模索している事例(消費者とタイアップした米作り、伸び続ける直売所など)などのVを交えながらのディスカッションでした。この他消費団体、加工団体などの意見を交え、今後、日本の「食」についてどのようにあるべきか?についてというまとめでした。

農と食を結ぶ新しい媒体として「集落営農」が論じられるのかな~と思ったのですが、そうではなかったようです。品目横断に乗れるのか、本当に現場を知っているのか.....農政批判がほとんどで、局長は終始回答が大変でした(当たり障りのない発言は素晴らしいですが.....)。

このなかで気になったことは、19年度の改革に迫られ話し合いを始め動き出したリーダーの話ですが、米をみんなで一つにするのは合理的で地域を守るのには重要なのですが、これまで個人の創意工夫と投資で大きくしてきた園芸品目まで一緒にしよう(経理の一元化)と奔走している姿でした。そこまで一緒にすることはないのに.....っというのがおいらの考えだからです(説明はしたのでしょうが、理解不足ですね)。映像ではまだまだ出来る若い人でしたので、それは個人の努力でいくらでも延ばせる部分だと思いました。

合理化で良くも悪くも生まれるのは「年輩者の手間」です。集落営農を始めたら、結構重要なのがこの部分です。これまで頑張ってきた年輩者が楽になることは良いことですが、同時に暇になってしまうんです。一度楽や暇になっちゃうと、もう元通りには戻りません。同時に、年輩者達が給料をもらってできる園芸品目等の導入を進める必要がある。これが集落営農の大事な部分だと思います。

我が地域は、全国的に見ても集落営農については遅れをとっているようです。

遅れているのが悪いわけではないのだけれど、なんだか「時代に乗り遅れ感」があるようです。

本当に重要なことは、今我が地域で集落営農の機能が必要で、それは個人でどうすることもできなかった事を解決する手段であり、懸案だった米作りの合理化を図ることも可能だし、消費者との結びつきだってこれまで以上に組織的に行えるメリットだって生むことができます。アクションにより収入が上がれば生活水準が上がり、笑顔が耐えない家庭と集落が出来てきます。もしかすると家から出ていた息子達が戻ってくるかもしれません。こうした可能性を秘めているのが集落営農だと思います。

多くの集落では、リーダー不在とか兼業化により話しをする機会が減ったというのはしかたないですが、この機会に立ち上がることだと思います。

指をくわえて5年経過するのと、アクションを起こして5年経過するのとでは、おそらく家庭内も集落内も大きな差が生まれると思います。

でもその元気がないのも現状です。

そこにどんなエキスを注入できるかが地域の関係機関の手腕にかかっています。

口で言うのは簡単だけれど、実際は大変なことです(^^;

19年度からの品目横断が目の前にありますが、焦らずに行きましょう。

慌てて作って空中分解するよりも、じっくり話し合って、そして具体的なアクション.....

これから寒い冬がやってきます。

いろんな集落で熱い議論が飛び交っていくことでしょう。

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